寝るときにブラをしたままだと「乳癌」になるというまことしとやかに流れる噂。

寝るときにブラをしたまま寝ると乳がんになる?
ポイント
実は「寝るときにブラをしたまま寝ると乳がんになる」のは噂で医学的根拠はありません。
寝るときにブラをすると乳がんになるって噂はどうして生まれたの?
1995年にアメリカで販売された1冊の本が原因です。
原因の本詳細
本のタイトル:Dressed To Kill
執筆者:シドニー・ロス・シンガー、ソマ・グリスマイジャー
内容:ノーブラの女性に比べて、寝るときも含めて24時間ブラジャーをつけていると乳がんを引き起こす可能性があります。
きつく着用されたブラジャーによる収縮がリンパ系の適切な機能を阻害し、乳房組織内の体液の蓄積をもたらすというものです。
著者によると、乳房リンパ管のブラジャーによる収縮は、最終的に癌を引き起こす可能性のある乳房組織内の毒素を集中させるから。
日本ではホンマでっか!?TVで放送されてブラをつけると乳がんになるが広まった
本の内容に基づいて、2011年5月15日フジテレビ「ホンマでっか!?TV」内で『1日12時間ブラジャーを着用すると乳がんの確立25倍ってホント?』という内容で放送されました。
アメリカのDressed To Killの本の信頼性がない
もともと24時間ブラジャーを付けていると乳がんになりやすいというのは、アメリカで発売されたDressed To Killの内容だけ。
5つの主要都市で4,700名以上のアメリカ女性のブラジャー事情を調査した結果とのこと。
でも、執筆者であるシドニー・ロス・シンガー、ソマ・グリスマイジャーさんは、医学者でも権威者ではないんです。

医学団体や研究所はブラジャーと乳癌の関係性を否定
アメリカの国立がん研究所と国立衛生研究所の見解。
(Google翻訳で英語から翻訳しているので多少日本語がおかしい部分があります)

ブラジャーが乳がんの女性のリスクを増加させることが示されていない
国立癌研究所(NCI)(米国)
乳房インプラント、制汗剤の使用、ワイヤー下着の着用は、乳癌のリスクを高めません
アメリカの公的機関はこのように、ブラの常時着用が乳癌のリスクを高めることを否定しています。
【結論】寝るときにブラをつけていたら乳癌になりやすいは嘘
寝るときにブラをつけてままにしていても乳癌になりやすいというのは都市伝説、嘘だということがわかります。

締め付けの緩いナイトブラはビアージュ

編集部ビアージュ着用
締め付けの緩いナイトブラはいろいろあるのですが、そのなかでナイトブラおすすめ女子部編集部はビアージュをおすすめします。
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ビアージュは締め付けを感じないのに、バストが流れないようにしっかりとキープしてくれる優秀なナイトブラですよ。
参考【こばしりさんも紹介 】Viageビアージュ効果の口コミ評判は本当?実際に私が1か月使って検証レビュー
参考文献:Wikipedia